推しは推せる時に推せ
『ネビュラロマンス 後篇』がリリースされた時からなんとなく察していましたがPerfumeが結成記念日である9月21日に「2026年以降はコールドスリープ(=活動休止状態)に入る」という衝撃的なニュースが入ってきました。
学生時代に中田ヤスタカというコンポーザーのファンになり、そこから『エレクトロ・ワールド』を聴いてPerfumeにたどり着いた身からすれば今回の活動休止は残念です。ぶっちゃけ徳間ジャパンからユニバーサルに移籍した後のPerfumeは緩やかに失速していましたが……。
予兆はあった
とはいえ、前後編で構成されているコンセプトアルバム『ネビュラロマンス』はCDオワコン時代の昨今において売り上げが芳しくなく、世間様の間では「Perfumeと中田ヤスタカはオワコン」という風潮が漂っていました。(その証拠に前篇リリース時にキャリア初の紅白落選という事態を引き起こしている)
ちなみに、『ネビュラロマンス』の前作に当たる『PLASMA』もCDの売り上げはお世辞にも芳しいものではなかったようです。CDオワコン時代でもPerfumeのCDは売れていたので、この3枚のアルバムが売れなかった最中での活動休止宣言は妥当というか残当だったのかもしれません。
推しは推せる時に推せ
昨今アイドルやバンドの活動休止が相次いでいますが、まさかPerfumeの活動休止の件で他人事と言えなくなる日が来るとは思ってもいませんでした。
しかし、いわゆる「旧ジャニーズ」の分類に入るアイドルたちが相次ぐスキャンダルでボロボロになっていくのを見ているとPerfumeはまだ幸せな方だと思います。むしろ、25年間テクノポップアイドルという唯一無二の存在として一線を走り続けていた彼女たちが選んだ選択ならそれを受け入れることも必要でしょう。
推しは永久機関じゃないし永久不滅でもない。それは常日頃からhitomiパイセンでも感じています。だからこそ、私は「推しは推せるときに推さないと後悔する」と考えています。まあhitomiパイセンは病気療養も兼ねて2003年にアーティストとしての活動を一旦お休みしていましたが……。
これからの彼女たちに望むこと
ネビュラロマンスの東京ドーム公演で恐らく詳しいことは発表されると思いますが、3人にはまずゆっくり休んでほしいと願っています。私はのっち推しなので「とりあえずSwitch2を楽しんでくれ」とエールを送りたいですね。(のっちは女性アーティストの中でも随一のゲーマー)
それから、活動再開後には元気な3人に会いたいので小さな規模でも良いから47都道府県ツアーをやってほしいです。多分神戸ならこくさいホールでしょう。
Perfumeのコールドスリープが許されるなら私もコールドスリープしたい。というジョークはさておき、「Perfumeのいない日常」というモノがまだ定まっていないので、今はただ静観するだけだと思っています。
とりあえず、3人ともお疲れ様でした!私はいつでも彼女たちがコールドスリープから目覚めるのを待っていますので。
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